筋腱弾き療法は、400年の歴史がある柳生心眼流に伝わる治療法です。
柳生心眼流は、1640年から東北に伝わる古武道で、その手技は、島津兼治師範に受け継がれ、担当講師大槻一博に引き継がれています。
当時、筋腱弾き師は一箇所に留まらず、国内を転々としました。痛みがすぐに治ってしまうので、一箇所では利益が上がらず移動せざるを得なかったそうです。
筋腱弾きでは、筋肉、腱の位置を正確に知っていることが必要です。そのためまず、触診術を学びます。
【触診術】
触診術は、治療家・セラピスト・トレーナー・スポーツ指導者の方達にとって、最低限必要な実技です。自分が行っている手技や運動法が、どこの骨格・筋肉・神経を対象にしているのかがわからないと、効果も半減してしまいます。
このコースでは、まず症状別に関係のある筋肉や神経を自分の指で確認することからはじめます。
【筋腱弾き療法】
触診で確認した筋肉・腱や神経を指で弾いて緊張をほぐし、痛みの原因となっている所を正確に突きとめ、痛みや不快感を改善する施術法です。